秋の訪れ

本日も朝から青空が見えていたのですが、残念ながら強風と高波のため終日欠航となってしまいました。
ご予約いただいておりましたお客様、誠に申し訳ございませんでした。

最近は清々しいお天気が多くなっているのに残念ですね…

クジラの見える丘公園から沖観察したところ、国後島は見え視界は良いのですが海上には全体的にうねりが出ており、沖合には白波も見えておりました。


一方羅臼橋から川を覗いてみると…
たくさんの鮭、マスが遡上しておりました!


もうすっかり秋ですね。
この鮭たちが海から川へ帰ってくることにより、海の栄養が陸へと届けられるのです。
川を通し山へのぼった鮭たちはヒグマや野生動物達の餌となり、力尽きた死骸は森の養分となります。
そして春になると今度は山の雪解け水が養分を再び海へと運ぶのです。
こうして知床の自然の恵みは生き物によって海と陸を循環します。


長旅お疲れ様でした。

羅臼の海に毎年たくさんのクジラが訪れるのも頷けますね(*^^*)
こうして欠航になってしまっている時も、どこかを泳いでいるのでしょうか…

マッコウクジラが羅臼で見られるシーズンももう間もなく終わりが近づいています。
それまでに良い凪になるといいですね。
明日は久々に出航できることを願います。

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