Friendly Sperm Whale


本日はやや小雨、風、波のある中の出港。
まずミズナギドリたちがお出迎え
いつもはハシボソが多く見られますが



本日はアカアシミズナギドリとハイイロミズナギドリ



沖へ向かって航行していると
首を傾げてオオセグロカモメの幼鳥が登場


カモメたちはよく、私たちの船を見に来ます。
鳥目と言われる彼らですが、紫外線の一部も
見えてると言われており
遠くからでも船を見つけて
寄って来ることがります

こちらもバードウォッチング出来て
嬉しいばかり♪

カモメは人気がありませんが、よく見ると
発見がたくさん!本日の個体は
羽が透けて、そのグラデーションが
とっても綺麗でした


ハイイロヒレアシシギも
数羽見えました♪


トウゾクカモメも♪



そして鳥たちの大トリは、大きな鳥
クロアシアホウドリ!!
大きな翼を広げて飛ぶ姿はやはり迫力があります



そうこうしてると
顔なじみのマッコウクジラが浮上



どうも、この船が大好き♪



少し潜ったと思えばすぐに近くに浮上。

漁船の近くで浮かんでいたカモメもびっくり!




本当に潜水艦のような大きな頭部



時々おおきく頭を持ち上げると、
オスのマッコウに特徴的な額の傷が
よく見えました。

この傷は、オス同士で闘争したりして
できる傷だと言われており、
メスや若いオス個体には
あまり見られないようです。

漫画ONE PIECEファンの方、
ラブーンを覚えていますか?
あのクジラも、きっとマッコウクジラ

ラブーンは船が大好きでした。

このマッコウも、漁船に限らず
観光船にも興味を示して接近♪
嬉しいことですね!




漁船の周りでは、
おこぼれのお魚がほしいカモメたちがいます。

大人のカモメが獲得した餌を
若鳥が奪おうとするシーンも


でもやはり、大人は強し。

跳ね返されてしまう若鳥



マッコウはというと、また方向転換したりり
漁船や私たち観光船の周りをウロウロ




近くにいてくれた分
よく観察できました

噴気孔(鼻の穴)もバッチリ見え
彼らの息はそのものも見え
音もよく聞こえましたね☆
  

対側面に見られるシワも


浅く潜水するときには
体を翻して尾びれの先端部だけが
見えたりもしました。



このまま観光船が近くでいると
緊張してうまく休んだり潜水が
出来ないのかと思い


観光船は側から離れ
1便目は帰路につきました。



2便目
風が強くなり、波も高くなっての出港。
なんとか沖に出ましたが

マッコウは先ほどの現場付近には
いてくれず。。。かなり北まで
船を走らせました。

荒波の中、水中マイクを投入

残念ながら音は国後側へあり

マッコウまでの距離は
およそ3kmほどありました

数分待つと、浮上

やはり遠く、国後側なので近くことも出来ず

みんなで
ブローと最後の小さな尾びれを見て
帰路へ


クジラは近くで見れずとも
様々な海鳥たちは近くで観察出来ました♪


写真は 今、根室海峡沖合で
観察できる鳥の中で
一番大きい鳥です


全長約70m 翼開張約200m
嘴基部と目の下に白いライン

お化粧したような目元の
クロアシアホウドリ

いろんな動物が見られる羅臼沖

ここに2シーズンこれて
幸せでした☆


Blogはこれからも毎日更新されますが

私の登場はしばらくおやすみです。


いつもゴジラ岩観光のBlogを
お読み頂き、また、ご乗船頂きまして
誠にありがとうございます

これからもよろしく
お願いいたします。


最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
船でのみなさまに出会えたことに
感謝いたします

それでは、また会う日まで☆

Machi


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