シャチの親子

本日は朝からとても天気がよく、国後島がくっきり見えておりました。

また、朝の沖観察の段階で生物のブロー(呼吸)が確認されていたため、これは何か出会えるのではと期待していたところ、出航して間もないところでイシイルカの群に遭遇することができました!

このように素早い速さで泳ぎ、独特の飛沫を見せてくれます。


しばらくイシイルカの観察を楽しんだあと、さらに岬方面へ船を進めていくとシャチの姿が!

かなり岸に近いところに、オスの背びれが見えております。
大きいもので2メートルにも達するこの背びれ、遠くからでもよくわかりますね^ ^

今日のシャチはとても静かに泳ぎ、気配を隠したままゆっくり船に近づいたりと私たちをドキドキさせてくれました。

また、途中メスや子供のシャチも現れ寄り添って一緒に泳いでおりました。
ちょっとわかりづらいですか、背びれの横にもう一つ小さな背びれが見えているのがお分かりでしょうか?


まだ子供で泳ぎに慣れていないシャチはこうして母親にぴったりくっついて泳ぎの練習をしています。
とても微笑ましいですね。

午後便では日が差し海の色があざやかに見える中再びシャチの群に出会うことができました。
またここにも親子の姿!

とても小さくやんちゃな子シャチが逆立ちをするように尾びれを持ち上げて打ちつけたり、跳ねたりといろんな動きをしておりました!


また海面からひょこっと顔を出しこちらの様子をうかがっておりました。
子供はとても好奇心旺盛です。


そんな中サドルパッチに独特の模様を持ったシャチに遭遇。
こうした特徴をもったシャチがこの羅臼沖にはたくさんいます。


長時間じっくりと私たちをたのしませてくれました。
そして帰港時には再びイシイルカに遭遇。

明日も良い出会いがありますように …












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